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​タイム・リナロール

基本情報

一般名:タイム・リナロール
学名:Thymus vulgaris BS Linalol
科名:シソ科
産地:南フランスなど  
抽出方法:水蒸気蒸留法
抽出部位:花咲全草
特性成分:リナロール、酢酸リナリル、α-テルピネオール、チモール(少量)、カルバクロール(少量)など

主な効果・効能

抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗寄生虫、免疫賦活、精神賦活、脳の活動の促進、抗リウマチ、恐怖症、情緒不安定など

解説

タイム・チモールと違い、刺激の強いフェノール類がごく少量しか入っておらず、リナロールが多い為、子供にも使用しやすい精油です。

 

子供の感染症や免疫力が低下している時、薬物代謝により肝臓に負担がかかった時などに使用されます。

 

それに加えて精神や神経を強壮する作用があると言われているので、孤独感や自己不信、恐怖や不安など精神的に辛い時のサポートにも。

 

使用しやすく利用価値の高い精油ですが、貴重で入手しづらい精油でもあります。

使用方法と使用例

【使用方法】

皮膚塗布、芳香浴、吸入、経口摂取

​【使用例】

*小児の風邪やインフルエンザなどの感染症(7歳以上)の初期:タイム・リナロール1、レモン1の割合でブレンドしたものを、1回1滴でスプーン1杯の食用油やハチミツなどに混ぜて飲用します。1日2~3回飲用。使用目安3~5日間。

 

*精神不安や恐怖症、自己否定、それに類似した要素の改善(7歳以上):タイム・リナロール1、ローマン・カモミール1の割合でブレンドしたものを、1回1滴でスプーン1杯の食用油に混ぜて飲用します。4時間以上の間を開けます。基本的には単発で。ひどい時期は1日2~3回で7日間まで。それと同時に、体を動かすこと。加えて、外の空気や景色、ご飯を楽しむなど、体や五感を使って自分に優しく、心地良く過ごす。

精油の濃度は、精油1滴あたり0.05mLで計算しています。メーカーによって1滴の量が違いますので、使用前にご確認ください。 
 

注意事項

・通院中、投薬中、基礎疾患のある方は医師・薬剤師にご相談の上でご利用ください。

・小児、認知症の方、ペットが触れない場所に保管してください。

・推奨される用量を超えないようにしてください。

・目や粘膜との接触をすべて避けてください。目に入ったり、粘膜に付いた場合は新鮮な植物油で流してください。水を使うと、より体内に浸透しやすくなります。

こちらのページの情報をご利用になる前にぜひ下記のページも合わせてご覧ください。

★当サイト情報のご利用方法

★精油の基礎知識

​★精油の使用方法

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