植物療法の本場フランスなどで学んだ知識と、生理学に基づいた確かなアロマテラピーをお伝えします。まずは無料講座から。
精油の経口摂取
精油経口摂取の場合の基本のガイドライン
●経口摂取は慎重に。量も期間も最低限で、限定的に行うべきである
●経口摂取の正しい方法を教えている講座を受講してからしか経口摂取しない
●高品質であっても、すべての精油が飲めるわけではない(肝毒性の強い精油も存在する)
●基本的に粘膜の保護のために植物油で希釈して飲用する
●ウェブサイトや知人の情報で安易な飲用をして体調を崩す人が実際にいる
●体が未熟な小児、高齢者、通院中・投薬中の方、妊娠中・授乳中は経口摂取不可
●長期間の連続使用はしない(例:2週間の継続ケアをした後は、1週間ケアを休むなど)
安易な経口摂取(飲用)は本当に危険です。
経口摂取を安易に推奨される方がおられ、その方にお勧めされて危険性を理解せぬまま安易な経口摂取を長期間続けた結果、薬剤性肝炎になった方もおられるそうです。ドリンクや料理に直接数滴かけて食べるようなことを推奨する方もいらっしゃるようですが絶対にしないでください。
高品質で安全な精油があったとしても、そのすべての精油が安全に経口摂取出来るわけではありません。イランイランなど、食品添加物香料基原物質としての認可があっても1滴単位の飲用は出来ない種類の精油がありますので、必ず経口摂取しても問題がない種類と品質の精油なのか、精油ごとの注意事項を十分に確認します。
経口摂取時は、粘膜への負担と拡散しやすさを考え、食用油で希釈、または空のカプセル(0号、1号)を使用し、精油を入れたら空きスペースをすべて植物油で満たして飲みます。
フランス式アロマテラピーでは、フェノール類などの肝臓に負担がかかる成分が多く含まれる精油を使用する場合、肝臓保護作用のあるローズマリー・シネオール、レモンなどをブレンドすることがあります。
経口についてより詳しく理解したい方は、是非当団体のアロマテラピー講座など、飲用の危険性も教えているアロマテラピー講座をお受けください。
当サイトにも経口摂取のレシピが掲載されていますが、アロマテラピー講座を学んだことがない方や、経口摂取出来るということに納得されていない場合、実践はなさらないでください。