精油の食品添加物(天然香料)としての使用

食品添加物 天然香料の作成の基本のガイドライン

お菓子や料理の香料を天然素材に!


多くの精油は、食品添加物香料の基原物質リストに存在しており、厚生労働省で認可を取得した精油を使用して天然香料を作成することが出来ます。
食品総重量の約0.0005%程度が、安全に使用できる基準量です。たとえば200gのクッキー生地があったとしたら、精油0.01g(約0.2滴)が基準量となります。これは体内で薬理作用を呈さない量と考えられていますが、ご不安な方はもっと薄めて作っていただいて結構です。


*用意するもの
・基材=スピリタス(アルコール度数96%以上の酒)か食用オイル5mLのどちらか
・精油1滴(厚生労働省の認可のあるもの)
・保存容器(遮光ガラス瓶や内蓋と本体がポリエチレン製の容器)
※もっと基材の量を増やして、より濃度の低い香料を作っていただいてももちろん結構です。

*作り方と使い方
・5mLの基材(スピリタスか食用オイル)に精油1滴(0.03~0.05mL)を落としてしっかりと振り混ぜたものを「約1%濃度の精油香料」とします。
・1%濃度の精油香料を紅茶やお菓子、お料理に1滴ずつ香りの強さを確かめながら使用します。
・保存:冷暗所に保存し、1か月程度で使い切るようにします。

*例
・紅茶にゼラニウムやレモン、ベルガモット、シナモン、クローブなど、お好みの1%精油香料を1~2滴落とす
・クッキー作成例は、精油各論のシナモン樹皮のページをご覧ください。精油を入れたクッキーとそうでないクッキーを食べ比べると、味が違うと感じます(より美味しくなる)。

*注意
・精油の経口摂取について学んだことがない方は、一度に食べる食品に含まれる1%濃度精油香料の量が10~20滴(=精油約0.1~0..2滴分)を超えないようにしておくと無難です。
・スピリタスを使用される場合は、アルコールに弱い方はご注意ください。