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ペパーミント

基本情報

一般名:ペパーミント
学名:Mentha×piperita
科名:シソ科
産地:アメリカ、フランス、インドなど  
抽出方法:水蒸気蒸留法
抽出部位:花咲全草
特性成分:メントール、メントン、酢酸メンチルなど

主な効果・効能

消化促進、食欲促進、駆風作用、強肝、胆汁分泌促進、吐気の制御・肝機能改善(アルコールやウイルス、病による機能低下)、リフレッシュ、神経強壮、抗鬱、抗感染、抗炎症、鎮痙(胃腸、子宮、血管など)、鎮痛、鎮掻痒など

解説

刺激的ですっきりする香りは人気があり、疲弊した心身に活力を与えリフレッシュさせてくれます。

肝臓・胆のうや胃の強壮に役立ち、消化を促進してくれます。刺激が強いので日常的に使うのではなく、気分が悪い時に1滴飲むなど、限定的に使用します。普段は食後にペパーミントとカモミールのハーブティーを飲むと消化が促進されるのでお勧めです。

 

皮膚や粘膜への刺激があるので、ディフーザーで拡散するときは必ず他の精油とブレンドし少量使用とします。吸入にも使用されますが、刺激が強いのでいきなり吸い込まないように気を付けます。目を閉じておきましょう。

経皮でも基本的には他の精油とブレンドし植物油で希釈して使用(最高5%濃度まで)しますが、頭痛のときにこめかみに塗る場合など、局所的な使い方の時は原液で使われることもあります(目に入らないように十分に注意)。

使用方法と使用例

【使用方法】

皮膚塗布、芳香浴、吸入、経口摂取、精油香料、石鹸やアロマクラフト用香料

​【使用例】

*鼻づまり(風邪、花粉症、鼻炎など/7歳以上):ティーツリー3、ユーカリ・ラディアタ2、ローズマリー・シネオール2、ペパーミント1の割合でブレンドしたものを、マグカップに入ったお湯に1~2滴垂らして、5分程度ゆっくり深呼吸し吸入します。刺激が強いので、いきなり吸い込まないようにします。目に染みるので目は閉じておきます。1日3回、最長7日間まで。ティッシュなどに2滴程度垂らして吸入しても良いです。

 

*肩こり、肩こりからくる頭痛、目の疲れ、リフレッシュ(濃度:約5.6%):ペパーミント2滴、真正ラベンダー2滴、ラヴィンツァラ・シネオール2滴をヘーゼルナッツオイル5mLに希釈し、こめかみや首の筋肉を優しくマッサージします。

 

​*胃もたれ、消化不良:ペパーミント1滴、レモン1滴を空カプセルに入れ、空いたスペースに食用物油を混ぜて飲用します。※単発使用

精油の濃度は、精油1滴あたり0.05mLで計算しています。メーカーによって1滴の量が違いますので、使用前にご確認ください。
 

注意事項

・強い清涼感があり、神経毒性のあるケトン類も含みますので、妊娠中や授乳中、てんかん患者、高血圧の方、高齢者、6歳以下の子供への使用は控えます。
​・通院中、投薬中、基礎疾患のある方は医師・薬剤師にご相談の上でご利用ください。

・小児、認知症の方、ペットが触れない場所に保管してください。

・推奨される用量を超えないようにしてください。

・目や粘膜との接触をすべて避けてください。目に入ったり、粘膜に付いた場合は新鮮な植物油で流してください。水を使うと、より体内に浸透しやすくなります。

・本サイトでは、日本で一般的に広まっている塗布濃度よりも高めの濃度でブレンドレシピを書いていることがあります。ご不安な方は低濃度からお試しください。​必ずパッチテストを行ってからご使用ください。

こちらのページの情報をご利用になる前にぜひ下記のページも合わせてご覧ください。

★当サイト情報のご利用方法

★精油の基礎知識

​★精油の使用方法

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