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レモン

基本情報

一般名:レモン
学名:Citrus limon
科名:ミカン科
産地:イタリア、スペイン、南アフリカなど
抽出方法:圧搾法
抽出部位:果皮
特性成分:リモネン、β-ピネン、γ-テルピネンなど

主な効果・効能

リフレッシュ、空気清浄、抗菌、肝機能活性、疲労回復、静脈循環・抹消循環の促進、健胃、抗神経変性、交感神経刺激など

解説

レモンなどの柑橘類は、果皮に含まれる精油成分を圧搾法で抽出します。ですので、レモン精油は食卓でレモンを絞った時の爽やかな香りに近く、多くの方に好まれます。

 

抗菌作用や空気を清浄にする作用、脳の疲労回復作用があり、爽やかな柑橘の香りがリフレッシュにもよく、芳香浴やルームスプレーによく使用されます。肝臓やその他の消化器系の疲労回復にも効果があります。

 

末梢血液循環を良くする作用があるので、むくみ対策のブレンドオイルに使用されますが、皮膚や粘膜に対して刺激がありますので、皮膚塗布時には必ず1%程度に希釈して使用します。アロマバスに使用するときも、必ずバスオイルやキャリアオイルで希釈して使用します。

 

レモン精油には光毒性があるため、2%濃度以上で皮膚塗布した場合、12時間程度直射日光(紫外線)に当たらないようにします。それ以下の濃度でも、使用後数時間は念のため直射日光(紫外線)に当たらないようにします。

 

柑橘類を圧搾した精油は非常に酸化しやすいので、開封後は、常温だと1~3か月で酸化してしまいます(開封頻度や残量にもよります)。圧搾法で抽出した柑橘類精油は、きっちり蓋をして光を遮断し、5~8度で保管するのが望ましいです。

使用方法と使用例

【使用方法】

経口摂取、皮膚塗布、芳香浴、ルームスプレー、食品香料、石鹸やアロマクラフト用香料

​【使用例】

*胃もたれ、消化不良(大人のみ):ペパーミント1滴、レモン1滴を空カプセルに入れ、空いたスペースにオリーブオイルなどの食用物油を混ぜて飲用します。※単発使用

 

*乗り物酔い:ペパーミント1、レモン2の割合でブレンドしたもので芳香浴を行います。ティッシュなどに垂らして吸入しても良いです。

 

*気分のリフレッシュ:レモン2、ペパーミント1、ゼラニウム1の割合でブレンドし、芳香浴を行います。ティッシュや素焼きのアロマストーンなどに数滴垂らして側に置いても良いです。


 

注意事項

・レモン精油には光毒性があるため、2%濃度以上で皮膚塗布した場合、12時間程度直射日光(紫外線)に当たらないようにします。それ以下の濃度でも、使用後数時間は念のため直射日光(紫外線)に当たらないようにします。

・酸化しやすいので保管に注意してください。

・通院中、投薬中、基礎疾患のある方は医師・薬剤師にご相談の上でご利用ください。

・小児、認知症の方、ペットが触れない場所に保管してください。

・推奨される用量を超えないようにしてください。

・目や粘膜との接触をすべて避けてください。目に入ったり、粘膜に付いた場合は新鮮な植物油で流してください。水を使うと、より体内に浸透しやすくなります。

・本サイトでは、日本で一般的に広まっている塗布濃度よりも高めの濃度でブレンドレシピを書いていることがあります。ご不安な方は低濃度からお試しください。​必ずパッチテストを行ってからご使用ください。

こちらのページの情報をご利用になる前にぜひ下記のページも合わせてご覧ください。

★当サイト情報のご利用方法

★精油の基礎知識

​★精油の使用方法

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