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​ローズマリー・シネオール

基本情報

一般名:ローズマリー・シネオール
学名:Rosmarinus officinalis BS 1,8-cineole
科名:シソ科
産地:モロッコ、チュニジアなど
抽出方法:水蒸気蒸留法
抽出部位:花と茎葉
特性成分:1,8-シネオール、カンファー、α-ピネンなど

主な効果・効能

抗カタル、去痰、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、肝機能活性と疲労回復、胆汁分泌促進、脳血流量増加(認知症、集中力、抗うつ)など

解説

ローズマリーの精油はケモタイプで、主にシネオールタイプ、ベルべノンタイプ、カンファータイプに分かれます。このシネオールタイプは、1,8-シネオールが豊富で、風邪やインフルエンザなどによく使われています。粘液溶解作用や去痰作用があり、耳炎や鼻炎、鼻や喉にくるタイプの花粉症にも使用できます。また、肝臓の働きを高める効果があり、フェノール類などの肝臓に負担がかかる精油を飲用する際には、このローズマリー・シネオールをブレンドに入れることで、肝臓保護や肝臓の疲労回復になります。常備しておきたい精油の1つです。

使用方法と使用例

【使用方法】

皮膚塗布、芳香浴、吸入、経口摂取、石鹸やアロマクラフト用香料

​【使用例】

*ボディケア(濃度:約3.2%): ゼラニウム5滴、イランイラン2滴、ローズマリー·シネオール2滴、プチグレン1滴を15mLのヘーゼルナッツオイルで希釈してマッサージします。

 

*頭皮や頭髪の健康(濃度:約3.8%): ローズマリー·シネオール2滴、イランイラン1滴、パルマローザ1滴を5mLのヘーゼルナッツオイルで希釈して、頭皮を優しくマッサージします。しばらく置いてから洗髪します。

 

*肝臓の保護や疲労回復 (大人のみ):ローズマリー・シネオール1滴、レモン1滴をオリーブオイルなどの食用油で薄めて、舌下にしばらく含んでおき、その後飲み込みます。味が苦手な場合はカプセルに入れても良いです。1日2~3回。最長2週間まで。二日酔い、消化不良にも。その場合は単発使用。

 

*鼻づまり(7歳以上):ローズマリー・シネオール2滴、ユーカリ・ラディアタ1滴をマグカップに入ったお湯に1~2滴垂らして、蒸気を5分程度吸入します。1日2~3回、最長7日間まで。

精油の濃度は、精油1滴あたり0.05mLで計算しています。メーカーによって1滴の量が違いますので、使用前にご確認ください。

注意事項

・喘息、てんかんの方、6歳以下の子供、妊娠中・授乳中の方は使用を避けてください。。
​・通院中、投薬中、基礎疾患のある方は医師・薬剤師にご相談の上でご利用ください。

・小児、認知症の方、ペットが触れない場所に保管してください。

・推奨される用量を超えないようにしてください。

・目や粘膜との接触をすべて避けてください。目に入ったり、粘膜に付いた場合は新鮮な植物油で流してください。水を使うと、より体内に浸透しやすくなります。

・本サイトでは、日本で一般的に広まっている塗布濃度よりも高めの濃度でブレンドレシピを書いていることがあります。ご不安な方は低濃度からお試しください。​必ずパッチテストを行ってからご使用ください。

こちらのページの情報をご利用になる前にぜひ下記のページも合わせてご覧ください。

★当サイト情報のご利用方法

★精油の基礎知識

​★精油の使用方法

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